教えすぎも、任せきりも気になりますよね
答えを教えたら本人のためにならないかも。でも、止まったままの手を見ているのもつらいですよね。「できない」の中には、問題を読む・考える・書く、それぞれの難しさがあり、必要な手助けも違います。
この話をもう少し読む今日のひと工夫
じゃあ どうする?

1「どこで困った?」と一問だけ見る
止まった問題を一緒に見ます。言いにくければ問題文を一緒に読み、読む・考える・書くのどこで止まるか確かめましょう。

2困った所だけ助け、続きは本人へ
読みにくければ一緒に読み、算数なら積み木で考え方を確かめます。止まった所だけ支えて「続きはどうかな?」。書く番は本人へ。

3進まない日は休み、連絡帳などで相談
疲れていたら休憩を。つまずきが続くときは、困った問題と家での手助けを連絡帳など学校指定の方法で伝え、残りや量を相談します。
もう少し知りたいときにさらに詳しく ↓
工夫の理由と気をつけたいこと
「分からない」だけでは、必要な助けを選びにくいものです。読むと答えられるのか、考え方で迷うのか、口では答えられるのかを見れば、手を貸す場所が絞れます。
親が全部解く代わりに、次へ進むための手がかりを渡します。分かった所まで繰り返し説明せず、また止まったらその箇所を一緒に見直せます。
家庭で終わらせようと説明を重ねても、進まない日はあります。「読み上げたら答えられた」などの様子は、学校で助ける方法や量を考える材料になります。
「分からない」の中で、どこが難しい?
プリントの前で手が止まったら、「どこで困った?」と一問だけ一緒に見ます。うまく説明できなくても大丈夫。大人が問題文を読み、本人の反応や手の動きから確かめられます。
- 読むところ:問題文を読んであげると、何をするか分かる?
- 考えるところ:問題の意味は分かるけれど、どう解くかで迷っている?
- 書くところ:口では答えられるのに、書き始める所で止まる?
一度の様子で能力や原因を決めません。疲れているなら説明より休憩が必要なこともあります。困っている場所を親子で見つけるための分け方です。
手を貸すのは、次へ進めない所だけ
読むのが難しければ、問題文を一緒に読んで「何をする問題かな」と確かめます。考え方で止まったら、教科書や授業のノートにある似た例を一つ見る案があります。算数なら大きめの積み木で数を表し、動かしながら一緒に確かめても。
「三つと二つ、ここに並べたね。続きはどうかな?」。分かった所から本人へ返し、次の数を数える番や答えを書く番を残します。
口では答えられるのに書けないなら、書く欄や書き始める場所を一緒に見ます。別の解き方を次々足したり、親が答えを全部埋めたりする前に、いま必要な手がかりを一つ渡します。学校から指定された方法があれば、それに合わせて助けます。
手を貸しても進まなければ、さらに説明を足し続けなくて大丈夫です。
家庭での確認や提出の扱いは、学校に合わせる
問題文をどこまで読んでよいか、終わらない日の提出をどうするかなど、学校の指示があれば優先します。家庭での丸付けや直しも同様です。迷う点は連絡帳や学級だよりで確認し、不明なら先生に尋ねます。
富山県の家庭学習案内は、取り組みを認めて励ますことや、自分で答えを確かめにくいときに一緒に確認することを案内しています。この三つの分け方や声かけは、家庭で手助けを選ぶための案です。全員に同じ方法や時間を求めるものではありません。富山県学習応援サイト「家庭学習のすすめ」
机の外で文字を楽しむならひらがなに親しむ三つの遊びも参考になります。
気になる疑問
答えを教える前に、何を手伝う?
止まった問題を一問だけ一緒に見ます。問題文を読めないのか、考え方が難しいのか、書けないのかを確かめ、必要な部分へ手を貸します。
手を貸しても、宿題が進まない日は?
疲れていたら休憩を。難しさが続くなら、できた所・止まった所・家での手助けを連絡帳など学校指定の方法で伝え、残りの扱いや量・方法を相談します。


